ことわざ(諺)とは・・・?

諺(ことわざ)は、鋭い諷刺や教訓・知識など含んだ、世代から世代へと言い伝えられてきた簡潔な言葉の事である。英語のProverbはラテン語のProverbiumが語源である。ことわざは、観察と経験そして知識の共有によって、長い時間をかけて形成されたものである。その多くは簡潔で覚えやすく、言い得て妙であり、ある一面の真実を鋭く言い当てている。そのため、詳細な説明の代わりとして、あるいは、説明や主張に説得力を持たせる効果的手段として用いられることが多い。慣用句と重なる部分もあるが、一般の文の中でその一部として用いられるものを慣用句といい、文の形をとるか、または簡潔ながら文に相当する意味を表すものをことわざというのが普通である。

中国のことわざ!!

中国の古い諺「涼(冷え)在足下起」があります。体の冷えは足からという意味です。又、「冷えは万病のもと」と言われています。子宮筋腫、胃潰瘍、心筋梗塞、ガン・・・あらゆる病気は体の冷たいところ(=血行不良)に起こるのです。体温が1度下がると、免疫力も30%減少します。中国式足つぼマッサージは血の巡りをよくさせ、体がポカポカになり、体温が上がります。体温上昇で白血球のパワーが上がり、免疫力を高める−健康への近道に繋がります。(足から健康への道に=足道)

英語のことわざ!!

In a world where religious fanaticism can be identical with terrorism and suicide can be, as in the case of suicide bombings, synonymous with homicide, not seeing or hearing any evil is anything but easy. Still, it is within our power to speak no evil.(宗教的熱狂がテロであり、自殺が自爆テロのように殺人でありえる世にあって、見ざる聞かざるは容易ならざること。それでも言わざるは実行できることですね)目、耳、口を手でふさいだ「三猿」の置物つきで「見ざる、聞かざる、言わざる」の「3ざる」とくれば、猿はニッポンザルで、諺の原作者はニッポン人と思ってしまいますが、原産地は古代オリエントのようですね。この東洋の知恵の「3ざる」は西洋にも輸出され、英語の知恵――表現テクニック――でめかしこんだのがこのno evilの3つ揃え。その知恵の名は「3のテクニック」、かの有名なリンカーンのgovernment of the people, by the people, for the peopleと同じ3つの手法――1.同語句(no evil、the people)の3反復 2.並列(parataxis) 3.漸層法(climax)――を併用するパワフルな3のテクニック。「3ざる」をもじり「3ざる」の知恵と知恵比べしてみせたのは、東洋哲学にも造詣が深かった哲人エマソン(Ralph Waldo Emerson)――「人の批判を恐れず、自ら信ずることを言動で表せ」と直接言わずに、反語的に表現したのが以下。

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